重曹掃除とは
重曹を使って行う掃除のことを一般的に重曹掃除と言います。主婦向けの番組や雑誌でよく特集されていますので、聞いたことがある方は多いでしょう。
一般的に市販されている洗剤には、風呂用洗剤、食器洗い洗剤等さまざまな種類がありますが、これらの合成洗剤は、体に有害で環境を汚染する合成界面活性剤が多く含まれています。重曹をお掃除に使う最大のメリットは、万が一くちに入れてしまっても食べられるので安心、安全だということです。身近にあるこのようなエコロジー素材を掃除に利用すれば、安全な上にたくさんの種類の洗剤が必要なくなります。ではなぜ重曹で掃除ができるのでしょう?
重曹は、研磨作用・中和作用・水をやわらかくする軟水作用・消臭吸湿作用・発泡膨張作用の五大作用を特徴としており、それを利用して掃除ができるのです。
重曹はやわらかい結晶で、おだやかな研磨作用があります。また、弱アルカリ性なので、酸を中和することができます。多くの汚れや油は脂肪酸という酸性物質でできているので、重曹によって中和され、簡単にふきとれる水溶性物質に変わります。また、重曹は水をかたくするカルシウムやマグネシウムなどの金属イオンをはさみ込んで、その影響を減らし、より軟水に近づけます。さらに、消臭・吸湿作用にもすぐれています。日常出合うほとんどの悪臭は酸性なので、弱アルカリ性の重曹はそれらを中和し、消すことができるわけです。また、重曹は、酸を中和するときに二酸化炭素の細かい泡を発生するので(発泡作用)、このはたらきを活用すると、排水パイプの中やタイルの目地など、手の届きにくい部分の汚れを浮き上がらせ、きれいにすることができます。
